2007.5.19 企業買収の波

NY市場は、今年に入り24回目の高値更新!
ダウとS&Pが週足で7週連続の上昇は、03年以来のこと。
ある程度一段上げの予測は前回のレポートに記しておきましたが、単なる微小な振幅の
水面波ではなく、相場を海に例えれば、まるで完全流体のうねりに近い動き。
波動をいっそう押し上げたことの、おこりは16日のジョージソロス氏の持ち株倍増。
石油サービス業界再編加速を見越したアイカーン氏の大量保有から始まった。
明けて、エドワード氏、ランバート氏、ウオーレン氏の動きにより、
流動性高まる中M&A期待案件が時を謀るように加速し噴出しました。
果てはボシュロムの身売り、そして昨日のGEのプラスチック事業の売却接近、
マイクロソフトによるアクウオンティブを60億ドル買収である。
この結果アクウオンティブはナスダック市場の中にあって77.8%の最大の上昇となった。
M&Aの下支え要因のひとつは長期金利の安定だが、10年債利回りが約3ヶ月ぶりの水準まで
上昇はリスク要因とはならず、NY市場はこの日、企業買収、消費者信頼感指数、
主力企業の投資判断引き上げで上昇となりました。
特にミシガン大消費者信頼感指数の事前予想中央値86.5、4月確報値87.1を上回り
88.7の予想外に伸びたことが際立った。
チャートは若干上ヒゲを伸ばした陽線でしっかりと5日移動平均線の上に位置し、
25日ボリンジャー+1シグマ13360ドル台から+2シグマ13600ドル台のレンジで移行している。

来週は住宅関連指標、24日の耐久財受注、米中戦略経済対話がポイント。
特に18日に中国人民元対ドル変動幅拡大で金利引き上げを中国人民銀行が発表したが、
核として為替相場の「不公平慣行」があるだけに事はすんなり進むはずがない。

アジア市場は上海B株、香港レッドチップ指数はプラス、ジャカルタ市場の伸びが目立ち、
欧州市場は、M&A観測で続伸、6年半ぶりの高値、ロンドン市場も約7年ぶりの高値でした。

 日本国内市場は米経済のソフトランディングから再加速を見極めない限り
強気に成れないというコメントもあるが、このところの不信が不信を助長させ
ている新興市場の下げはかなり深刻だ。ピークは過ぎたとはいえ決算発表も来週は続く。
前半、後半で分けた場合25日の権利付最終日に向け後半の方が強い可能性があるが、
市場の腰のタメが何処で表出するかがポイント。
RCI9日-85%、27日-5.06%、75日乖離率-0.32、
下値ラインは17237円、17651円を抜ければ17789円。
理想は上昇し下降、もみ合いながらの再上昇。



<決算先回り作戦>


21日-----アルファG(3322)出遅れ銘柄、業績内容期待、RCI9日-62%、押し目買い。
NFKHD(6494)定番銘柄だが、改善明確なれば、RCI-32%押し目買い徹底。
横河ブリ(5911)日報推奨銘柄、上値模索RCI9日-55%。



22日-----国際計測(7722)上に同じく、RCI9日-93%。
寿スピリッツ(2222)15日上方修正も反応なし、住友林株主、和菓子最大手。
ホクシン(7897)RCI-92%。押し目買い。


23日-----常磐開(1782)14日上方修正、第2ラウンドの買い見極めて。
スクエニ(9684)上昇基調、RCI-62%。押し目買い。


24日-----佐藤渡辺(1807)RCI9日-89%押し目買い、噴き値売り。
サハダイヤ(9898)来期黒転予想、博打銘柄。
ソフィアHD(6942)下げ止まり確認。
イチケン(1847)243円下値サポートラインになれば。押し目買い、RCI-97%。
MCJ(6670)48600円下値サポートライン、RCI-95%。
T&G(4331)RCI-85%日柄で押し目買い。


25日-------中国工(5947)日柄で様子見、RCI-92%。
ヤマウ(5284)買い板のボリュームを見ながらRCI-76%。
アルゼ(6425)、セタ(4670)定番銘柄

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2007.5.12

NY市場は、強い押し目買いが入りました。
4月のPPI(卸売物価指数)が市場予想0.2%下回り、2カ月連続で横バイながらも、
物価の落ち着きを証明、安心感にも繋がった。
S&P500種物価指数ではエネルギー中心に全10種が上昇。
今の所NYチャート上は25日ボリンジャーでは+2シグマと+3シグマの間、
13200ドル台から13500ドル台で推移している。
来週15日のCPI、バーナンキ氏の講演会、18日のミシガン大消費者信頼感指数などを
消化しながら、見つめながらのもみ合いが予想されるが、第一四半期決算堅調さ、
M&A、自社株買い買い戻しなどが更に活発化すれば一段の上昇も有り得る。
いずれにしろ週末からの動きに注意が必要です。


日本国内市場は25日移動平均線を挟みながら-1シグマ17383円から+1シグマ17669円の動き。
1−3月GDP、16日17日の日銀金融政策決定会合での早期利上げのタイミングや需給面の
改善が大きなポイントになってきます。
勿論決算発表もピーク、数の多さ故見極めにくいが二極化は鮮明。
回転の速度と持続性を念頭にスタンスを取ることになるでしょう。
相場は上昇しながらも下降をたどるリスクを持つ。
出遅れ修正テーマ、順守が賢明です。
特に以前、記したようにSQ明けの2日後は外資のスタンスが明確になり、
今年に入り満月新月のアノマリーは変則的になったが変化日となりやすく、
17日は月齢29か0、朝太陽とともに昇り夕刻ともに沈む、
大半を影で覆い暗すぎて見えにくい新月なのです。



中国の06年経常黒字が前年の1608億ドルから2499億ドルと約1.5倍に増加し、
世界一となりまして、GDP比で2000年の2.9%から9.5%まで伸びたことはご存知と思います。

貿易黒字=輸出−輸入

この数式が表すことは明白で、米下院が9日、米貿易赤字拡大の最大の原因が、
中国の人民元と日本の円にあるとして、為替相場の「不公平慣行」に対処する
立法措置に向け動きだす可能性が濃くなってきました。
今後、日中に対して圧力がどのような形で現実化するのか利上げ動向や、
為替動向の不安要因となる可能性も考慮しなければならないでしょう。



注目銘柄

ひらまつ(2764)
出遅れ銘柄。3月決算上方修正。
滑り出しから大きく飛ばなければ打診買い、買いのせ方式でトライ。

セーラー(7992)
常連銘柄チャートは底値ゾーン。
第一四半期連結、当期赤字幅縮小、07.12月予想は黒字。
買い板のボリュームを見ながら、三段階の買いで。

ABILIT(6423)
赤字幅縮小、07.12月黒字、押し目買い。

グリーンHS(3360)、サイバーA(4751)、保安工(1957)、長野日本無線、
(6878)若築建(1888)好業績要チェック!

ジェーソン(3080)アジアメディア(2149)日柄を見て押し目買い。

飛島建(1805)五洋建(1893)オーミケンシ(3111)18日決算発表。
先回り押し目買い。

2007.4.30

いよいよ5月相場IN。GW明けは下落という過去データもあり、
中頃までのボックス圏で17000円割れも想定されています。

昨年は中頃から下旬にかけて大幅下落がありました。
背景はNY商品市況の上昇の警戒感。原油高。
海外のヘッジファンド決算前の利益確定売りの進行。
国内信用買い残整理による需給面の悪化(SQに絡む現物売買で1銘柄あたり買い残
約8万株の売り越し)リスクマネーが欧米よりもアジアに流入拡大していたために
特にインドの17%下落を受け、インドを震源とした売りが世界へ波及していった事など。


既にGW前に機関投資家はGWアノマリーで売りに徹し、外資証券に関しても、
G7が無風に終わった4月17日の新月あたりから連続売越しでした。
決算発表も今週末ピークで目先は消化しつつありますが、
5月で本格的に出揃ってからの変化次第では2005年酷似説で強気相場という見方もあります。



注目銘柄

日本研紙(5398)いよいよ上放れ急騰間近
大運(9363)企業変身途上銘柄



≪出来高要注意≫
金門製作(7724)、芦森工業(3526)、塩水港(2112)、ホウスイ(1352)

≪決算先回り≫
日本アジア投資(8518)、ミヤチテクノ(6885)、ワタベウェディング(4696)、
ケーヒン(7251)、アマノ(6436)、コムチュア(3844)

≪底値ゾーン≫
飛鳥建(1805)、DAC(4281)、Eストアー(4304)、Jストリ(4308)、
不二精(6400)、トッキ(9813)

≪上値模索≫
蝶理(8014)、アツギ(3529)、日伸銅(5753)、津田駒(6217)

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