2007.5.27

NY市場は、米中戦略対話が合意を見た後の、グリーンスパン氏の中国市場「劇的収縮」
発言で世界同時株安懸念の台頭、下げ材料を探していた投資家にとっては、
絶妙のタイミングでの押しであった。目先、4日間で下げ止まり、
やはりM&Aの材料支援によりプラスに転じた。4月の中古住宅販売は、
ほぼ4年ぶりの低水準だったが、ナスダック・ストック・マーケットのスゥエーデンOMX買収、
コカコーラのグラソーを41億ドルでの買収や、メモリアルデーで3連休を前にした
ショートカバーで原油先物上昇などの要因がそうである。ナスダック市場も
アップルが目標株価引き上げで市場を牽引した。来週のポイントは、29日のFOMC議事録、
6月1日の雇用統計、ISM製造業景気指数などである。それと別の話になるが、
ハリケーンシーズンINだというのに、ブッシュ大統領が1000億ドルのイラク戦費支出
を認める今年度補正予算案に署名した事は気になることである。
とりあえずはメモリアルデーを前にしてNYはプラスで引けた。
勿論次の滑り出しも気になるが、28日の空白のポイントは中国市場である。
ただでさえ昨日の日本市場は-215.76円での全面安を演じたばかり、NY市場、
金利高での先行き不透明感でNY発と下落の主導権を取ったのはいいが、
いくら海外の懸念と中国国内での共有度があったとはいえ、中国市場の警戒感は
仏拭できてはいない。
今回のグリーンスパン氏の発言は水をさしたかたちになった訳だが、
発信側、または、受け取り手側にとって様々な意図が介在することになる。
中国市場にも慎重論者はいることは確かだが、昨日の動きの中で上海総合指数は-2%下落
しながらも、そこから0.54%安まで値を戻し、アジア市場が押し並べて下落している中で、
B株指数は+26.051だった。
この押し上げの裏には、嘗てグリーンスパン氏の「根拠なき熱狂」警告後の上昇局面を盾に、
他の市場とは異なる独自性、経済の規制改革による推進力での成熟化を自信としていること
にある。
株価収益率でも上海市場の前回の株ブーム時で60倍、
今回06年ベースではまだ44倍水準にあることに起因しているという。
いずれにしろ、28日日本市場は北朝鮮のミサイル発射問題はあったが、
いつもの自己アピールに過ぎず稚気的なものと解釈出来る。
中国市場の滑り出しには注意を払う必要があり、それと来週は30日の鉱工業生産指数が
ポイントになる。小幅上昇の見方が濃厚だが、市場予想はコンセンサス0.5%を上回るか
どうかで外人買いの動向も決まる。
もし日銀の思惑通り1%の伸びであれば早期利上げにも強気になる可能性もあるだろう。
前回のG8準備会合でヘッジファンドの監視強化が発表された。
背景は現在にかけてのヘッジファアンドの膨張ぶりである。
90年の400億ドルから05年で1.5兆ドル超の資産総額の変化だ。

日米中の金融緩和にも責任はあり膨張=波乱要因の警戒感の警鐘も静かに鳴り出している。



■注目銘柄 (*決算先回り作戦、もしくは第2ラウンド買い作戦パート2)

28日、
木村化(6378)既に日報で推奨、3月増益予想。RCI(9日)−65.41%、(27日)-70.45%。
神田通(1992)回復予想、RCI(9日)+53.33%、(27日)+57.20%ですりあげ。
FTコミュ(2763)復調予想、RCI(9日)-68.33%、RCI(27日)-82.79%。

29日、インボイス(9448)上乗せ予想、第2位ソフトバンクが株主。
開閉器(6943)堅調予想、中国生産の産業用スイッチの米国展開も本格化。


ダイナシティー(8901)いろんな経緯はあったのも事実。インボイスG、回復基調予想
押し目買い。

31日----板硝子(5202)住友系、英ビルキントン社買収で板ガラス世界首位。
期末為替動向は注意。押し目買い。



・株は生き物であり、千変万化・自由無碍。
細かな動きは日報でフォローしてゆきます.タイミングがすべてです。

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